初心者でも簡単!メッシュ&アルミ製オフィスチェアの掃除・お手入れ完全ガイド

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読者

家で使っているメッシュとアルミのオフィスチェアを掃除したいんだけど、どうすればいいかな?

toshi

メッシュとアルミの掃除って、ちょっと特殊ですよね。キレイにしたいけど失敗したくない。

メッシュとアルミには、それぞれの特徴に合わせた方法で掃除をすれば、失敗することなくキレイにすることができます。

この記事で紹介している方法とグッズを使うことによって。

例えば、「メッシュの網目に詰まった汚れを落とすには、ノンアルコールのウェットティッシュでやさしく叩く」「アルミフレームには、酸性やアルカリ性ではなく、中性洗剤を使う」など。

この記事を読むメリット。

  • いつもキレイなオフィスチェアで快適にデスクワークができる。
  • オフィスチェアをクリーニングすることで、テンションが上り、仕事のパフォーマンスも上がる。
  • 大切なオフィスチェアを長く使えるので、コストパフォーマンスが良くなる。

この記事を最後まで読めば、あなたの悩みは解決し、きっと素晴らしいワークスペースになっていくでしょう。

目次

はじめに:あなたのオフィスチェア、汚れていませんか?

汚れたオフィスチェア

オフィスや自宅の書斎などで毎日座っているオフィスチェア、あなたは定期的にお手入れされていますか?

おそらく、多くの人が気がついたら掃除しているのではないでしょうか。もしかすると、結構汚れているかもしれません。

まずは、オフィスチェアが汚れる原因と、メッシュ素材とアルミフレームの汚れの特性について解説していきます。

オフィスチェアが汚れる原因

毎日座っているオフィスチェア、見た目はそんなに汚れていなくても実際は汚れが蓄積されていきます。

汚れの主な種類は以下の通り。

  • ホコリや髪の毛、ペットの毛: これらは空気中に常に舞っており、静電気などによってチェアに付着します。放置すると、ダニの温床になる可能性も…。
  • 手あかや皮脂: 肘掛け(アームレスト)や、背もたれ、座面など、体が触れる部分は手あかや皮脂が付着します。これが蓄積すると、黒ずみやベタつきの原因となり、見た目も衛生的にも良くありません。
  • 食べこぼし・飲みこぼし: デスクでコーヒーを飲んだり、お菓子をつまんだりする方は多いと思いますが、うっかりこぼしてしまうと、シミになってしまいます。特に色の濃い飲み物や油分を含む食べ物は、繊維の奥深くまで浸透しやすく、時間が経つほど落としにくくなる厄介な汚れです。
  • 汗や体からの湿気: 夏場や暖房の効いた部屋では、背中や太ももの裏などに汗をかきやすいですよね。その汗がメッシュに吸収され、放置すると臭いや黄ばみの原因になります。湿気はカビの発生リスクも高めます。
  • 衣類からの繊維や摩擦による毛玉: 座ったり立ったりする際の摩擦で、衣服の繊維がチェアに移ったり、チェアの布地自体が毛羽立って毛玉になったりします。これも見た目を損なう原因の一つです。
toshi

これらの汚れをそのままにしておくと、座っていて気持ちよくないし、仕事のパフォーマンスにも影響が出てきます。

快適に仕事をするためにも、定期的にオフィスチェアのお手入れをしていくことが重要です。

メッシュ素材&アルミフレームのチェアの特徴と汚れが溜まりやすい点

オフィスチェアでも人気のメッシュ素材とアルミフレーム。

それぞれの素材特性を理解することが、適切なお手入れには欠かせません。

メッシュ素材

  • 特徴:最大の魅力は抜群の通気性。長時間座っていても背中やお尻が蒸れにくく、快適な座り心地です。また、軽量でデザイン性に富んだ製品が多いのも特徴です。伸縮性のあるメッシュは、体の動きに合わせてフィットしやすいという利点もあります。
  • 汚れポイント:その通気性の良さ=編み目の存在が、汚れにとっては格好の隠れ家。細かいホコリ、髪の毛、お菓子のカスなどが編み目の隙間に入り込み、掃除機だけでは取り除きにくい場合があります。
    また、液体をこぼすと、繊維の奥まで染み込みやすく、シミになりやすいという弱点も。ゴシゴシ擦ると毛羽立ちや伸びの原因にもなるため、デリケートな扱いが必要です。

アルミフレーム

  • 特徴:シャープで洗練されたデザインが魅力。オフィス空間にモダンで高級感のある雰囲気をもたらします。また、軽量でありながら強度が高いため、チェアの構造材として優れています。錆びにくいという特性もありますが、表面の仕上げによっては注意が必要です。
  • 汚れポイント:光沢のある仕上げ(鏡面仕上げなど)の場合、手垢や指紋が非常に目立ちやすいです。皮脂汚れが付くと、曇ったように見えてしまい、せっかくの質感が台無しに。
    また、脚部やキャスター周りは、床のホコリや靴・スリッパが当たることで汚れが付着しやすい部分です。
    素材自体は錆びにくいものの、水滴を放置すると水垢(白い輪ジミ)ができたり、間違った洗剤を使うと変色や腐食を起こしたりする可能性があります。
    特に、接合部やネジ穴周りはホコリが溜まりやすく、見落としがちなポイントです。

掃除を始める前の準備:安全・確実に進めるために

掃除の準備

「よし、やるぞ!」と意気込んで掃除をする前に、準備をしっかりすることが大切。

適切な準備は、安全かつ効率的に掃除をする鍵となります。失敗しないためにも以下の点を確認しましょう。

作業スペースの確保と換気

オフィスチェアの掃除では、チェアを動かしたり、ホコリが舞ったり、匂いの出る金属磨き剤を使ったりするので、スペースの確保と換気が重要です。

  • 十分なスペースを確保:チェアを回転させたり、前後左右に動かしたり、自分が楽に作業できるスペースを確保しましょう。狭い場所での作業は、掃除がしにくくなったり、思わぬ怪我につながる可能性もあります。周りの家具などにぶつけないよう、余裕を持ったスペースが理想です。
  • 換気の徹底:掃除中は、目に見えない細かなホコリが舞い上がる可能性があります。また、金属磨きの匂いで気分が悪くなることも。
    健康のためにも、必ず窓を2か所以上開けて空気の通り道を作るか、換気扇を回すなどして、常に新鮮な空気が循環する状態で作業を行いましょう。
    ホコリや化学物質に敏感な方は、マスクや保護メガネを着用すると、より安心して作業に集中できます。

必要な道具の確認

この記事では、メッシュ素材とアルミフレームのチェアの掃除用に、僕が使っている掃除グッズを紹介しています。

これらのグッズがあれば、定期的なチェアの掃除を行うことができます。

  • 柔らかいブラシ:メッシュ素材部分以外のホコリ取りに最適です。チェアの各部分を傷つけることなく、ホコリを取ることができ、狭い場所にもブラシを通して掃除ができます。
  • マイクロファイバークロス:水拭き用、乾拭き用と最低2枚必要です。チェアのすべての部分で使うことができます。
  • ノンアルコールタイプのウェットティッシュ:油圧シリンダーの部分など、ベタついた箇所や、ちょっとした汚れを落とすのに最適。また、メッシュの網目に詰まった汚れ落としにも使えます。
    アルコールが含まれたウェットティッシュは、メッシュ素材やアルミフレームにダメージを与える可能性があるので、必ずノンアルコールタイプを選びましょう。
  • 中性洗剤(食器用洗剤など):アルミフレームの油汚れなどを落とす際に使用します。
  • 金属磨き剤:アルミフレームのくすみを取ったり、ごく浅い傷を目立たなくさせたりする場合に使用します。アルミ対応のもので、フレームの仕上げ(後述)に適合するものを選んでください。
  • ゴムまたはビニールの手袋:洗剤や金属磨き剤を使用する際は、必ず着用しましょう。

重要: アルミフレームの「仕上げ」を確認する

ここがこの記事で最も注意するべき点といっても過言ではありません。

アルミフレームの「仕上げ」によって、使用する金属磨き剤は変わってきます。もし、間違ったものを使ってしまった場合、取り返しのつかないダメージをアルミフレームに与えてしまうことになりかねません。

主な仕上げの種類

  • 鏡面仕上げ(ポリッシュ仕上げ):鏡のようにピカピカに磨かれた仕上げ。傷がつきやすく、指紋も目立ちやすい。
  • ヘアライン仕上げ:髪の毛のような細い線が一方向に入った、つや消しの仕上げ。金属的な質感が強調される。
  • アルマイト加工(陽極酸化処理):アルミの表面に酸化皮膜を作り、耐食性や耐摩耗性を高めた仕上げ。様々な色に着色されている場合もある。

手入れをするチェアがどの仕上げ処理を施されているかを、取扱説明書やメーカーのウェブサイトを確認したり、直接メーカーに問い合わせて確認することが大切です。

適切な金属磨き剤を使って新品の時の輝きを取り戻しましょう!

ステップ1:チェア全体のホコリを徹底除去!

チェア全体のホコリを徹底除去

いよいよ掃除開始です!最初のステップは、チェア全体に付着しているホコリを取り除くこと。

これを先に行うことによって、のちの水拭きの際にホコリが水分と混ざってベトベトになり、かえって汚れを広げてしまうのを防ぎます。

乾いた状態でのホコリ取りが基本

なぜ最初に乾いたホコリを取るのか?それは、水分を含む前にホコリを取り除くほうが、効率的かつキレイに仕上がるからです。

濡れた布でいきなり拭き始めると、ホコリがダマになってメッシュの網目に詰まったり、フレームの隅にこびりついたりして、後で取り除くのが非常に面倒になります。

まずは、ブラシを使って、徹底的にホコリを取り除きましょう。

柔らかいブラシで全体のホコリを優しく払う

ホコリを取り除くブラシは、毛の柔らかいブラシを使いましょう。硬いブラシはメッシュを傷めたり、アルミフレームに細かいキズをつけたりする可能性があります。

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僕のオススメは、レックのハンディモップ。ホコリがよく取れるし、写真のように狭い場所でも難なくホコリを取れます。

チェアの狭い部分の掃除
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レックのハンディモップなら、サッとひと拭きでキレイになります。

ホコリが溜まったイス
ホコリを取ったイス
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取り除いたホコリは、付属のケースで簡単にキレイに。

付属のケースでホコリを取る

最初にホコリを丁寧に取り除くことで、後の工程がグンッと楽になります。じっくり時間をかけて行いましょう。

ステップ2:メッシュ部分やチェア全体の汚れをスッキリ!

メッシュ部分やチェア全体の汚れをスッキリ

全体のホコリが除去できたら、次はメッシュ部分やチェア全体に付着した皮脂汚れやシミなど、湿った汚れに取り組みます。

特に、メッシュ素材はデリケートなので、汚れの種類と程度に合わせて、適切な方法で優しくケアすることが重要です。

軽い汚れは固く絞ったマイクロファイバークロスでやさしく拭き取る

日常的な使用で付着する程度の軽い汚れ、例えばアームレストや背もたれと座面のメッシュの皮脂汚れや汗などは、水を含ませたマイクロファイバークロスを固く絞って、拭き取りましょう。

特に、メッシュの部分はゴシゴシ擦るとメッシュが伸びてしまうので、やさしく撫でるように拭いてください。

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僕は、レックのマイクロファイバークロスを使っています。水拭きと乾拭き、両方使えて値段も安くて使い勝手がいいです。

メッシュの頑固な汚れはノンアルコールウェットティッシュで叩くように拭く

メッシュにつきやすいコーヒーやお茶のシミ、食べ物の汚れやベトつきなどは、ウェットティッシュでやさしくポンポンと叩くように拭きます。

その際、絶対にこすらないでください。こすると汚れが周囲に広がったり、メッシュの繊維を傷めたりします。

また、ウェットティッシュはノンアルコールのものを使いましょう。アルコール成分はメッシュ素材を変質させたり、色落ちさせたりするリスクがあります。

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オススメは、セスキの激落ちくん。アルカリ性で油汚れやタンパク質汚れに最適です。

Before

After

椅子の座面についた汚れ
椅子の座面についた汚れを取った後

ステップ3:アルミフレームを輝かせる!

アルミフレームを輝かせる

さて次は、チェアの印象を大きく左右するアルミフレームのお手入れです。

手あかやくすみを取り除き、本来の輝きを取り戻しましょう。

軽い汚れは固く絞ったマイクロファイバークロスで拭く、油性の汚れは中性洗剤で

まずは固く絞ったマイクロファイバークロスで拭いてみましょう。指紋や軽い手あか程度なら、これで十分キレイになります。やさしく拭き、拭き跡が残らないように最後に乾拭きするとより良いでしょう。

マイクロファイバークロスで落ちない汚れ(油性の汚れ)には、中性洗剤を使います。

食器用の中性洗剤を数滴垂らした水にマイクロファイバークロスを浸し、固く絞ってから汚れた部分を拭いて、その後、乾いたマイクロファイバークロスで洗剤成分を完全に拭き取ってください。

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洗剤が残っていると、汚れや変色の原因になるので、しっかりと乾拭きしてください。

くすみ・軽い傷のケアは金属磨きを活用

定期的な手入れでは、上記の通り、マイクロファイバークロスで汚れを拭き取るだけで大丈夫です。

ですが、長年使用していると、アルミフレームの輝きが失われ、くすんで見えることがあります。また、ごく浅い擦り傷がついてしまうことも。

このような場合、アルミに対応した金属磨き剤を使うことで、輝きを回復させたり、キズを目立たなくさせたりできる可能性があります。

金属磨き剤を使用する際のポイント

  • 製品選び:必ず「アルミ対応」と明記されているものを選びます。さらに重要なのは、フレームの「仕上げ」に適しているかどうかです。鏡面仕上げ用、ヘアライン仕上げ用など、専用の製品がある場合もあります。
  • 目立たない場所で試す:いきなり目立つ部分に使うのではなく、必ず座面の裏側や脚の内側など、目立たない部分で少量試して、変色や傷がつかないかを確認します。
  • 使用方法:柔らかく清潔な布(マイクロファイバークロスなど)に、磨き剤をごく少量取ります。多くつけすぎると、拭き取りが大変になったり、ムラの原因になったりします。
  • やさしく磨く:力を入れすぎず、円を描くように、またはヘアライン仕上げの場合は目に沿って一方向に、やさしく磨きます。
  • 拭き上げ:磨き終わったら、磨き剤が残らないように、別の乾いたきれいな布でていねいに、何度も拭き取ります。 拭き残しがあると、それが新たな汚れや変色の原因になります。
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僕はブルーマジックのメタルポリッシュクリームを使っています。
よく伸びるクリームで使いやすいし、どんな金属の表面にも使えます。
シリコンコーティングで、キレイが長持ち。

Before

金属磨きで磨く前のアルミフレーム
toshi

このアルミフレームの輝きを見てください!こんなチェアで仕事をすることを想像したら、気分が上がりませんか?

After

金属磨きで磨いた後のアルミフレーム
金属磨きで磨いた後のアルミフレーム

注意点:酸性・アルカリ性は❌️、水拭き・乾拭きはしっかり

アルミフレームのお手入れで、絶対に守ってほしい注意点です。

  • 洗剤選びの鉄則:酸性洗剤(クエン酸、お酢など)やアルカリ性洗剤(セスキ炭酸ソーダ、重曹ペーストなど)は、アルミを化学的に変化させ、黒ずみ、白化、シミ、腐食などを引き起こす可能性が非常に高いため、絶対に使用しないでください。 アルミのお手入れに使えるのは、基本的に中性洗剤のみと覚えておきましょう。
  • すすぎの重要性:中性洗剤を使用した場合でも、洗剤成分が残っていると、それが新たな汚れや変色の原因になります。洗剤で拭いた後は、必ず真水で濡らして固く絞った布で、最低2~3回は拭き上げ(すすぎ拭き)を行い、洗剤成分を完全に取り除いてください。
  • 最後の乾拭き:水拭きや洗剤拭きの後は、水滴や湿り気が残らないように、必ず乾いたマイクロファイバークロスでていねいに拭き上げます。 特に鏡面仕上げなどは、水滴の跡がそのままシミ(ウォータースポット)になりやすいので注意が必要です。

これらの注意点を守ることで、アルミフレームの美しさを長く保つことができます。

僕が愛用している、メッシュ素材・アルミフレームのオフィスチェアを紹介しています。

ステップ4:最終チェックと乾燥

最終チェックと乾燥

さあ、掃除もいよいよ最終段階です!キレイにしたチェアを最高の状態で使い始めるために、最後のチェックと乾燥をていねいに行いましょう。

チェア全体を見渡し、拭き残しや洗剤残りがないか確認

明るい場所で下記ポイントをチェック:できるだけ明るい自然光の下や、明るい照明の下で、チェア全体をさまざまな角度からじっくりとチェックします。

  • メッシュの隙間に、ゴミや食べカスなどが残っていないか?
  • アルミフレームに、水滴の跡や指紋、拭きスジが残っていないか?
  • フレームの接合部やネジ周りに、ホコリや汚れが残っていないか?
  • 座面の裏側やキャスター周りなど、見えにくい部分の掃除ができているか?

やり直し:もし拭き残しなどを見つけたら、前述のステップ1〜3の該当するステップに戻ってやり直します。

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このひと手間が、仕上がりの満足度を大きく左右します。

乾いた柔らかい布で全体をていねいに乾拭きする

最終チェックで問題がなければ、最後の仕上げとして、乾いた清潔なマイクロファイバークロスで、チェア全体をやさしくていねいに乾拭きします。

最後の仕上げをする目的:

  • 残っているかもしれない微細な水分を完全に取り除く。
  • メッシュ表面の繊維を整える。
  • アルミフレームのツヤを出す(特に光沢のある仕上げの場合)。
  • 静電気の発生を抑える効果も期待できる。

拭き方:力を入れず、撫でるように全体を拭き上げます。特にアルミフレームは、最後の乾拭きをすることで、指紋などがつきにくくなり、美しい状態を保ちやすくなります。

風通しの良い場所で完全に乾燥させる

拭き掃除が終わっても、チェアの内部、特にメッシュ部分やクッション材には、まだ湿気が残っている可能性があります。この湿気がカビや臭いの原因になるため、完全に乾燥させることが非常に重要です。

  • 乾燥場所:直射日光は素材を傷めたり、色あせさせたりする可能性があるため避け、風通しの良い日陰を選びます。窓を開けて換気するか、扇風機やサーキュレーターで緩やかに風を送るのも効果的です。
  • 乾燥時間:チェアの素材や構造、その日の湿度にもよりますが、最低でも半日、できれば丸一日はそのまま置いて、自然乾燥させましょう。触ってみて湿り気を感じなくなっても、内部はまだ乾いていないことがあります。焦ってすぐに座りたくなる気持ちを抑え、じっくり時間をかけることが大切です。
  • 注意点:ドライヤーの熱風を直接当てるなどは、素材を傷める可能性があるので避けましょう。

完全に乾けば、オフィスチェアのクリーニングは完了です!お疲れ様でした!

キレイを長持ちさせるために:日々の心がけと定期的なお手入れ

日々の心がけと定期的なお手入れ

せっかく時間と手間をかけてピカピカにしたオフィスチェア。できるだけこの美しい状態を長くキープしたいですよね。

そのためには、特別なことをする必要はありません。日々のちょっとした心がけと、定期的な簡単なお手入れが非常に効果的です。

こまめなホコリ取りが、キレイ維持の最大の秘訣

汚れの蓄積を防ぐ最も簡単で効果的な方法は、こまめにホコリを取り除くことです。

  • 頻度週に1回程度を目安に、気が付いたときでも構いません。
  • 方法:ハンディモップや、乾いたマイクロファイバークロス、あるいは洋服ブラシなどで、チェア全体のホコリをサッと払い落とすだけでOKです。特にメッシュ部分や、アームレスト、脚部などを意識すると良いでしょう。
  • 効果:これだけでも、ホコリが固着したり、他の汚れと混じり合って頑固な汚れになったりするのを大幅に防ぐことができます。結果的に、本格的な掃除の頻度を減らすことにも繋がります。

汚れがついたら早めに対処する

うっかり飲み物をこぼしてしまった、お菓子の油がついてしまった…。そんな時は、「見て見ぬふり」は絶対にNGです!

  • スピードが命:汚れは時間が経てば経つほど、繊維の奥深くに浸透し、化学変化を起こして落としにくくなります。シミになってしまう前に、気づいたら可能な限り早く対処することが鉄則です。
  • 応急処置:ティッシュペーパーや乾いた布で、まずは擦らずに、押さえるようにして水分や油分を吸い取ります。その後、汚れの種類に応じて、ノンアルコールウェットティッシュで拭いたり、固く絞った水拭きをしたりします。
  • 日頃の備え:デスク周りに、ノンアルコールウェットティッシュやマイクロファイバークロスを常備しておくと、いざという時にすぐに対応できて安心です。

「後でやろう」は、頑固な汚れへの第一歩。早めの対処を心がけましょう。

初心者でも簡単!メッシュ&アルミ製オフィスチェアの掃除・お手入れ完全ガイドのまとめ

いかがでしたでしょうか?

今回ご紹介した方法でお手入れをしていただければ、これからも長い間、快適なチェアに座って仕事をしたり、趣味を楽しむことができます。

もう一度、お手入れのステップを復習しましょう。

STEP

まずは、チェア全体のホコリを取ることが重要です。

STEP

メッシュ部分の掃除は、正しい方法でしっかりと。

STEP

ここをていねいに仕上げることで、テンションが上ります!

STEP

最終確認で、ステップ1〜3を完璧にする。

快適なデスク環境は、あなたのパフォーマンスを劇的に向上させます。手順が多くて最初は大変に感じるかもしれませんが、ポイントさえ押さえれば難しくありませんので、ぜひ定期的なクリーニングに挑戦してみてください。

あなたのオフィスチェアを長く大切に使うためのお役に立てたら嬉しいです!

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